JARLの6月25日開催の66回理事会報告を見ました。
ここで前日24日に事務局に高尾氏が会長及び理事を辞任する届を提出したとの報告がなされました。
1号議案は高尾氏の会長と代表理事を解職させる議案のため、辞任されると決議が無効となることから辞任届は受け取ったが認めないという理屈をつけて、解職決議をしたことが分かりました。
議事録によると解職の理由が私的費用の支出、独断の運営、課題に真剣に取り組まないとされていますが、どれもどちらが正しいか意見が分かれるような論点でこれは言いがかりであり、会議で議論を続ければ良く、解職させるような理由では無いと思いました。
登記簿を見るチャンスがあったので、確認したところ辞任と記されていました。JARL理事会は辞任を認めず解職決議をさせる懲罰的なやり方は認められません。
高尾前会長のリーダーシップは様々な課題を解決してきた実績は枚挙にいとまもありませんが、中でも旺盛なロビー活動によりJARLと電波行政の方向性が近づきつつ今後に期待されていただけに残念です。
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by ja1sty
| 2023-08-15 16:25
| アマチュア無線